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韓国の若手研究者...熱損失のない半導体開発や病気の早期診断
記事入力 2019-08-16 17:19 | 記事修正 2019-08-20 17:12:30
去る14日(現地時間)、米シカゴで開かれた韓米科学大会(UKC)でキム・セグォン米ミズーリ大学物理天文学部教授(左)とイ・ジファン米パデュー大学生命工学科教授が在米韓国人科学技術者協会(KSEA)の若い科学技術者賞を受賞した。 [ウォン・ホソプ記者]

在米韓国人科学技術者協会(KSEA)の「若い科学技術者賞」にキム・セグォン米ミズーリ大学物理天文学部教授(39)とイ・ジファン米パデュー大学生命工学科教授(39)が選ばれた。若い科学技術者賞は優れた研究成果を出した若い韓国人科学者にあたえる賞で、賞金1万ドルが授与される。

KAISTの数学科を卒業してソウル大物理学科に編入して物理学学士まで終えたキム・セグォン教授は、2011年と2014年にジョンズ・ホプキンス大学で物理学修士号と博士号を受けた。 2013年以来、物理学分野の国際学術誌に一人の著者として20本以上の論文を発表し、2016年に米国の韓国人物理学会が授与する「優れた若い科学者賞」を受けた。

研究分野は「凝集物理学の理論」だ。キム教授は「凝縮物質物理学とは固体や液体のように、凝集状態にある物質を研究する物理学分野」だとし、「具体的にはスピントロニクス理論を研究している」と説明した。スピントロニクス理論は電子工学の一歩進んだ学問分野だ。半導体が小さくなりつつ電子の電気的相互作用で熱が発生することになるが、スピントロニクスでは「スピン」と呼ばれる電子の磁気的性質を利用して熱発生の問題を解決しようとする。

キム教授は「古典的な電子工学がこの問題を解決するには限界を見せ、スピントロニクス理論への関心が高まっている」とし、「電子のスピンを利用してエネルギーを最小に消費しながら、安全に情報を保存・移動・変換できるかどうかについて研究している」と語った。特にスピントロニクスの分野は量子コンピュータの開発にも関連しており、学界はもちろんIBMやサムスンなどの企業も多くの投資を行っている。

現在、キム教授は位相数学という数学の概念をスピントロニクスに適用する研究を行っている。キム教授は若い科学者賞の賞金1万ドルで「エネルギー損失を最小に持つ磁性材料での超流体スピン伝送」について研究したいと言う。彼は「このような研究が実験的に検証されて、さらに新しいコンピューティングデバイスが作られて、人類がエネルギーを大切するところに役立つようにしたい」と語った。

イリノイ工科大学で機械工学の学士号を取得し、スタンフォード大学で2009年と2013年はそれぞれ修士号と博士号を受けたイ・ジファン教授は、身体の生体信号を検出して収集した後、これを無線で転送できるバイオセンサーを開発している。

イ・ジファン教授は「病気の診断に必要な情報を使用者と医療スタッフに渡すことができるプラットフォーム技術を構築し、スマートウェアラブルヘルスケアに適用する研究を進行中」だとし、「自在に曲げたり折りたたみができ、ステッカーのように簡単に付けたりはがしたりできるセンサーを、衣服やアクセサリーに付着できる技術などに挑戦している」と述べた。

イ教授がバイオセンサーの開発に乗り出したのは、家族のためだった。彼は「長いあいだ留学生活をして家族と離れていることで、高齢者の体が悪くなったり健康が悪化するたびに訪問することもできず不安だった」とし「その時から医療サービスの環境に関心を持ち始めた」と述べた。イ教授は「賞金1万ドルは研究室で進行中のリハビリ治療のパッチに関連する課題を効果的に実行するために使う予定」だとした。

[シカゴ=ウォン・ホソプ記者]

每日經濟新聞日本語版は専門翻訳会社O2CNIで代行しています。原文と翻訳の間に多少の違いがあり得ます。

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