尹錫悦大統領が「来年度の総支出規模は639兆ウォンで2010年以後初めて前年対比予算を縮小編成した」と明らかにした。尹大統領は25日、国会で来年度予算案是正演説を行い、このように話し「過去最大規模である24兆ウォンの支出構造調整を断行した結果、財政収支は大幅に改善され国家債務比率も49.8%で3年間の急激な増加傾向が反転し健全財政の転換点になるだろう」と強調した。

尹大統領は「公共部門から率先してベルトを引き締め、このように節減した財源は庶民と社会的弱者の保護、民間主導の躍動的経済支援、国民安全とグローバルリーダー国家としての責任強化に投入する」と説明した。続けて「世界的な高金利と金融不安定の状況で国家財政の健全な管理と国際信頼度確保が何より重要だ」と述べた。

尹大統領は特に「韓国の財政状況が容易ではない」として「これまで政治的目的が先んじた放漫な財政運用で財政収支赤字が急速に拡大し国の借金は国内総生産（GDP）の半分水準である1000兆ウォンをすでに超えた」と前任の文在寅（ムン・ジェイン）政府の予算編成方式を遠まわしに批判した。

[パク・イネ記者/チュ・ドンフン記者]


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