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韓国映画ファンを飲み込むディズニー映画
記事入力 2019-11-13 17:20 | 記事修正 2019-11-15 16:09:18
『冬の王国2』

映画館街ではディズニーの攻勢が強力だ。今年の国内ボックスオフィス上位圏をウォルト・ディズニー・スタジオ配給・制作の作品が席巻したわけだ。ディズニーが人気シリーズとキャラクターを土台に固定ファンを確保する間に、韓国映画界は忠誠心を植え付けるだけのフランチャイズ作品が出ていない。

13日、映画振興委員会の映画館入場券統合コンピュータ・ネットワークによると2019年1月から最近まで、韓国の映画興行順位1~10位のうち5作品はウォルト・ディズニー・カンパニーの関連会社での配給または製作だ。

全国で1394万人を集めた2位『アベンジャーズ/エンドゲーム』と3位の『アラジン』(1255万人)まで、1000万観客映画だけでも2編ある。続いて『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(802万人、ディズニーの子会社マーベルスタジオ制作)が6位で『キャプテン・マーベル』(580万人)は7位に、『ライオン・キング』(474万人)が10位だ。韓国人が最も多く見た映画10本のうち半分はディズニーから出たわけだ。今年に入って9月まで、ウォルト・ディズニー・カンパニーコリアの韓国観客シェアは25.5%で、1位のCJ ENMの26.5%とは1%ポイントの差しかない。

[img2]ウォルト・ディズニー・カンパニーコリアの韓国観客シェア[/img2]
韓国でのディズニー人気は明確な上昇曲線を描いている。国内で年間ボックスオフィス1~10位に上がったディズニー作品は、2016年2編、2017年2編、2018年3編だった。

全世界がディズニーに熱狂しているが、韓国人の愛は格別だ。映画チケット販売集計サイトのボックスオフィスモジョ(Box Office Mojo)によると、『アベンジャーズ/エンドゲーム』は米国・中国・英国の次に韓国での売上げが大きかった。売上げ高は米国で8億5837万ドル(約9930億ウォン)、中国が6億1431万ドルで英国は1億1492万ドル、韓国では1億522万ドルと記録されたが、人口比の売上高にみると事実上は米国の次に大きな市場だ。

ディズニーが韓国で歓迎される理由としては、長いあいだシリーズ物を製作していく長期的な眼目があげられる。『アベンジャーズ/エンドゲーム』をはじめ、『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』『キャプテン・マーベル』などの「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」の作品が代表的だ。マーベルスタジオのケヴィン・ファイギCCO(最高クレクリエイティブ責任者)を中心とした製作委員会が全体のストーリーを組んだ後、ひとつの作品が他の映画と有機的な関係を結ぶことになる。ファンはアイアンマンやソーにハルクなど、各ヒーローに傾倒するだけでなく、すべてを包括的なセットとして集めた「アベンジャーズ」を見るために前売り競争を繰り広げる。 4編が出てきた「アベンジャーズ」は、国内で計4271万人が見た。 2008年の『アイアンマン』からはじまって、23編にのぼるMCUが韓国で引き込んだ観客だけで1億2850万人以上だ。

大衆文化の流れをタイムリーに捕捉して、コンテンツに反映する能力も高く評価される。映画評論家のチョン・チャンイル氏は、「物語性を重視する韓国の観客は、ディズニー作品の鮮やかなメッセージに引き付けられる」とし、「ディズニーは特に時代の変化を優先的に読み出すところに卓越している」と説明した。

『アラジン』

MCU初の女性ヒーロー単独主演作『キャプテン・マーベル』はフェミニズムブームに呼応した結果であり、マーベル初の黒人ヒーロー映画『ブラックパンサー』では人種の境界を崩した。アニメーションを実話にリメイクした『アラジン』も、ジャスミン姫に原作よりもはるかに主体的な性格を付与した。

今年はディズニーから1000万作品が3編まで出てくる可能性も考えられる。来る21日『冬の王国2』の封切りを控えているからだ。前作は国内封切りアニメーションの中で初めて1000万観客を突破し、挿入歌「Let It Go」もシンドロームをまき起こした。続編封切りを控えて、映画街と流通業界ではさまざまなイベントを用意して収益の最大化を図っている。

このような状況で、ディズニーがネットフリックスの対抗馬として12日に発表したオンラインビデオサービス(OTT)「Disney+(ディズニープラス)」までが韓国上陸を予告している。各種オリジナルアニメーションとマーブルシリーズで武装したディズニープラスは、月額料金6.99ドルで他のサービスに比べてリーズナブルに策定されたという評価だ。

またディズニーは去る3月に20世紀フォックスまで胸に抱いて、X-MENとアバター(Avatar)、アベンジャーズをすべて結びつけた作品の企画も可能となった。

これらのことから、依然としてシリーズ物でもOTTでもグローバルな競争力を備えていない韓国のコンテンツ産業は、ディズニーに市場を蚕食される恐れが出てくる。

[パク・チャンヨン記者]




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每日經濟新聞日本語版は専門翻訳会社O2CNIで代行しています。原文と翻訳の間に多少の違いがあり得ます。

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